主題
- #信頼
- #ネットワーキング
- #名刺
- #グローバルビジネス
作成: 2024-07-01
作成: 2024-07-01 10:15
世界のビジネス名刺、LinkedIn
信頼を築くプラットフォームとしての役割
LinkedIn活用ヒントを共有
LinkedIn / 出典:freepik
最近、筆者はLinkedInを始めた。理由は、アメリカの最大級の投資イベントであるSelect USA Summitに参加した際、周囲からLinkedInの準備をするように勧められたからだ。
実際にアメリカに来てみると、皆、紙の名刺交換はしていたものの、それは形式的なもので、ほとんどの人がLinkedInの交換をしていた。そして、事前に連絡を取ったり、その後も議論したりするのも、すべてLinkedInで行われていた。グローバルビジネスの世界では、LinkedInがまさに『名刺』そのものだったのだ。
カンファレンスに行くと、多くの人々に会うことになるが、紙の名刺だけでは、誰がどんな人だったのかを覚えるのは難しい。しかし、LinkedInを見れば、学歴、職歴、運営している会社の詳しい状況、誰と繋がっているかまで確認できるので、その人を短時間で把握するのに役立った。
筆者の経験では、LinkedInで1stディグリーコネクションを結んだ場合、その人の投稿に「いいね!」が多く、フォロワーが多いほど、信頼感が高まった。『活発なビジネス活動』の尺度となっていたからだ。
そこで、筆者もこれまで行ってきたことをまとめ始め、急いでLinkedInを使い始めた。遅ればせながら始めたものの、自分の名刺が恥ずかしくないように努力した。
LinkedInの重要性に気づくにつれ、「もっと早くLinkedInを始めるべきだった」という気持ちになった。韓国では、誰も「LinkedInで1stディグリーコネクションを結びましょう」と言う人はいなかった。韓国のビジネス界では、主にFacebookでネットワーキングを行っていた。しかし、グローバルビジネスの世界では、間違いなく『LinkedIn』だったのだ。もし、グローバルビジネスを夢見る読者がいたら、ぜひ今日からLinkedInを始めることをお勧めする。
今すぐLinkedInを始めるべき理由は明確だ。LinkedInは、単なるネットワーキングツールを超えて、自分自身をブランディングし、専門家としての『信頼』を築くプラットフォームである。LinkedInのプロファイルを適切に管理することで、潜在的なビジネスパートナーや雇用主に、自分の能力と経験を効果的にアピールできる。また、LinkedInは、最新の業界動向を把握し、同業種の専門家との交流を通じてインサイトを得るためにも役立つ。
LinkedInの活用ヒントもいくつか共有したいと思う。まず、プロフィール写真と背景写真は、プロフェッショナルで明確な画像を使用すること。これは、第一印象を左右する重要な要素だ。
2つ目に、プロフィールの概要欄に、自分の強みと実績を簡潔に記述する一方で、キーワードを含めて『検索』にヒットしやすいようにする。
3つ目に、職務経歴は、単に職務内容を羅列するのではなく、具体的な実績とプロジェクトを中心に記述すること。
4つ目に、積極的にネットワークを広げ、興味のあるグループに参加して積極的に活動すること。これにより、より多くの人々と繋がり、自分の存在感を高めることができる。
注意すべき点は、自分がネットワーキングしたい対象が韓国ではなく『グローバル』である場合、「英語」でコンテンツを投稿すること。翻訳機能はあるものの、グローバルビジネスの世界の共通語は『英語』だ。英語力に自信がなくても、『Google翻訳』を使うなどして、英語を使用すること。
LinkedInは、単なるソーシャルメディアではなく、ビジネスの世界で重要な役割を果たすプラットフォームであり、あなたのビジネス『名刺』でもある。今すぐLinkedIn活動を始めて、新たなグローバルビジネスの機会を開拓してみよう。
※記事の執筆者は筆者自身であり、女性経済新聞への寄稿記事を転載しました。
コメント0